2022.02.22 19:06
「竹島の日」17回目式典 島根県知事、韓国を批判
「竹島の日」式典であいさつする島根県の丸山達也知事=22日午後、松江市
島根県は22日、韓国が実効支配する竹島(同県隠岐の島町)の領有権問題の解決を訴えるため、17回目の「竹島の日」式典を松江市で開いた。丸山達也知事は、韓国警察庁長官らの昨年の竹島上陸などを挙げ「日本政府が平和的な解決を求めている中、極めて遺憾だ」と批判した。政府からは小寺裕雄内閣府政務官が出席した。
政務官の出席は10年連続で、閣僚の派遣は今年も見送られた。日韓対立が続く中、例年と同じ対応を取り、さらなる関係悪化を避けようとした形。新型コロナウイルスの影響で一般参加を取りやめて式典規模を縮小、例年500人程度の参加人数は今年は85人だった。