2022.02.22 16:46
「ロシアの挑発に屈せず」 安保理でウクライナ大使
【ニューヨーク共同】ウクライナのキスリツァ国連大使は21日、ロシアによるウクライナ東部の親ロ派支配地域の独立承認を受けて開かれた国連安全保障理事会の緊急会合で「外交的解決を目指し、挑発には屈しない」と強調した。
キスリツァ氏は独立承認について「ウクライナの主権と領土の一体性に対する侵害」であり、全ての責任はロシア側にあると指摘。「国連の全加盟国が攻撃を受けている」として、安保理理事国に対しロシアへの圧力を強めるよう求めた。
一方、中国の張軍国連大使は「全ての当事者は自制し、緊張を高める行動を避けなければいけない」と述べ、外交努力を強化するよう呼び掛けた。