2022.02.20 21:58
羽生が震災被災者らにメッセージ 仙台市出身「私も応援できたら」
エキシビションで演技する羽生結弦=北京(共同)
フィギュアスケート男子の羽生結弦(27)は20日、北京五輪の閉幕に当たって「東日本大震災を含め、さまざまな被害に見舞われた方に少しでも心が休まる時間がありますよう、私も遠くからでも応援できたらと思う」とのコメントを出した。
今大会については「これまでの人生の中で一番、皆さまの応援をいただけたと思える試合だった」と振り返った。
羽生は仙台市出身。2011年3月、リンクで練習中に東日本大震災に見舞われ、家族で避難所生活を送った。今月14日の記者会見でも「僕の演技が、皆さんの心が少しでも一つになるきっかけになっていたら、僕は幸せ者」と被災地への思いを語った。