2022.02.19 21:07
侵攻なら「甚大な代償」で一致 ウクライナ情勢でG7外相
19日、ドイツ・ミュンヘンで開催されたG7緊急外相会合(ロイター=共同)
【ミュンヘン共同】日米欧の先進7カ国(G7)は19日、ウクライナ情勢を巡る緊急外相会合をドイツのミュンヘンで開いた。ロシアがウクライナ国境周辺で軍備を増強していることに「重大な懸念」を示し、侵攻した場合は甚大な代償を払わせることで一致した。ロシアに緊張緩和措置を求め、対話を継続する方針も確認した。
林芳正外相とドイツのベーアボック外相がそれぞれ記者団に明らかにした。24日にオンライン開催するG7首脳会議へ地ならしを進めた。
ベーアボック氏は記者会見で、G7はロシアとの対話継続方針を確認したと強調。「過ちを犯さず、対話に応じるべきだ」とロシアに呼び掛けた。