2022.02.19 19:12
ウクライナ国民、不安広がる 避難騒ぎは起きず
19日、ウクライナの首都キエフ中心部にある独立広場(共同)
【キエフ、リビウ共同】バイデン米大統領がロシアによるウクライナ侵攻計画を確信していると表明し、ウクライナでは19日、国民に不安が広がった。ただ避難騒ぎには至らず、比較的落ち着いた週末を迎えた。
首都キエフも標的になり得るとのバイデン氏の発言について、キエフの女性公務員(45)は「少し怖いが、公務員なので避難するとしても職場の指示に従う。パニックにはなっていない」と話した。
ロシア国境まで約30キロの東部ハリコフで、ナザルさん(37)は「戦争がないことを願うが、ロシアが何をするのか分からない」と語り、攻撃が始まった場合の避難先を考え始めたという。