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2022.02.19 08:45

「ぜひ2、3回と」青学陸上部が高知合宿継続に意欲 原晋監督が県・高知市を訪問 龍馬マラソンも「来年こそチーム全員で」

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「高知は暖かく、おいしい食事もある」と笑顔を見せる青山学院大陸上部の原晋監督。右は宮坂大器主将(県庁=井上太郎撮影)

「高知は暖かく、おいしい食事もある」と笑顔を見せる青山学院大陸上部の原晋監督。右は宮坂大器主将(県庁=井上太郎撮影)

 高知市内で合宿を行っている青山学院大学陸上部・長距離ブロックの原晋監督が18日、空路高知入りし、県庁と同市役所を訪れた。初の高知合宿について「ぜひ2、3回と継続的にやりたい」と意欲的に話し、新型コロナウイルスの影響で中止になった高知龍馬マラソンにも「来年こそチーム全員でチャレンジしたい」と語った。

 青学大の選手らは12日から合宿中。今春入学予定の高校3年生を含む約40人が、1日30~50キロと長い距離を踏むメニューをこなしている。

 原監督は宮坂大器主将と保手浜涼介主務と訪問。浜田省司知事との懇談では、汗を拭いながら「高知は暖かい。暑いくらいです」と笑顔を見せた。また、34年前の大学時代に大会出場のために来高した際の思い出を振り返り、「播磨屋橋周辺のにぎわいを鮮明に覚えてます。酒の強い男女があふれていてすごい活気があった」と懐かしそうに語った。

 青学大OBの岡﨑誠也市長には、高知合宿の趣旨を「4月からのトラックシーズンに向けたスピード強化のための土台作り。『質より量』を大切にしている」と説明。「本来なら龍馬マラソンに出て、選手たちに42キロの大変さを体感させたかった」と残念がった。

 原監督は合宿最終日の21日まで、チームに帯同する。(谷川剛章)

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