2022.02.19 08:36
<宮坂大器主将>きついけど一人じゃない―青学大陸上部に聞いてみよう!(5)
新チームの主将としてチームを引っ張る宮坂大器選手(森本敦士撮影)
Q 練習が嫌になることはありますか。長距離をやっていて良かったと思うことは何ですか。(谷渕結夏さん、13歳、南国市)
A 嫌になるのは夏合宿の30キロ走とか、ですね。内臓が疲れて食事が取れなくなるし、朝起きるのもつらい。でも、座学で自己管理の方法を学ぶし、志の高い選手がそろっているので、愚痴をこぼしながらもしっかり取り組んでます。きついけど一人じゃないので。
良かったことは、おいしいものをたくさん食べても太らないこと(笑)。僕は食べることが大好きなので。あとは、試合で自己ベストが出た時や、勝てた時の達成感はこの上ないです。
Q スピードには自信がありますが、駅伝の3000メートルは最後まで持ちません。(辻信希さん、15歳、香南市)
A 持久力を付けて有酸素能力を高める必要があると思います。練習ではスピード維持の感覚じゃなくて、走り込みでスタミナを付け、そのペースに余裕を持たせ、スピードは後半の勝負どころで生かす。これは青学の考え方でもあります。…