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2022.02.19 08:38

「ぎりぎりでやっている」高知医療センターが体制に危機感、重症高齢者の転院相次ぐ 

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 高知医療センターの小野憲昭院長は18日、新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生した県内の高齢者施設や医療機関から、重症化リスクのある高齢者の転院が相次いでいるとし、医療体制は「ぎりぎりのところでやっている」と危機感を示した。

 同日の県・高知市病院企業団議会の議員協議会で、「第6波」の対応状況を報告した。

 報告によると、同センターは1月から2月15日までに82人の入院患者を受け入れた。重症・中等症が74・4%(61人)を占め、昨夏の第5波の61・9%(97人中60人)を上回っている。

 第5波で受け入れた重症14人のうち、20~50代の若年層は8人の過半数を占めたが、第6波では重症17人のうち15人が60代以上(10日時点)。これまでに70代以上の5人が死亡した。…

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