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2022.02.19 08:40

浦沢直樹さんの「あさドラ!」原画展 ビッグコミックスピリッツで連載中の生原稿など展示 高知市の「高知まんがBASE」で3/23まで

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浦沢直樹さんの「あさドラ!」生原稿が並ぶ原画展(高知市の高知まんがBASE)

浦沢直樹さんの「あさドラ!」生原稿が並ぶ原画展(高知市の高知まんがBASE)

 人気漫画家、浦沢直樹さんが雑誌連載中の「あさドラ!」の原画展が18日、高知市丸ノ内1丁目の高知まんがBASEで始まった。迫力と緻密さあふれる1話分の生原稿を楽しめる。3月5日に同市で開かれる「第8回全国漫画家大会議」の特別プログラムで、3月23日まで。

 浦沢さんは1983年デビュー。「YAWARA!」「MONSTER」「20世紀少年」などの大ヒット作を手掛け、手塚治虫文化賞マンガ大賞など国内外で多くの受賞歴がある。

 「あさドラ!」は、伊勢湾台風に遭った1959年の名古屋から始まる主人公の浅田アサの一代記で、週刊ビッグコミックスピリッツ(小学館)で連載中。会場には、謎の巨大生物の存在が示唆される回の手書き原稿28ページ分が並んだ。

 来場者は刻々と変わる主人公の表情に見入り、被災地にひしめく木材の緻密さに「めっちゃ描き込んじゅう」とびっくり。会場スタッフは「表情のニュアンスや背景描写で巧みに話を運ぶうまさを体感して」と呼び掛けた。入場無料、火・木曜休み。

 ◇ 

 浦沢さんは漫画家大会議に合わせ、3月5日に来高。イベント「浦沢直樹のひとり漫勉~歌って語って描きまくる~in高知」を県立美術館で行う。定員200人でチケット千円。チケットぴあで購入できる。(大野泰士)

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