2022.02.16 20:09
米大統領、対ロシア警戒緩めず 国境軍備増強の見方も
ウクライナ情勢について演説するバイデン米大統領=15日、ホワイトハウス(ロイター=共同)
【ワシントン共同】バイデン米大統領はウクライナ情勢に関する15日の演説で、ロシアが侵攻する可能性は十分残っていると強調、「引き続き脅威だ」と述べて警戒を緩めない姿勢を示した。ウクライナでは国防省や主要銀行を狙ったサイバー攻撃があり、緊張が走った。
北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は16日、ウクライナ国境で「ロシアは軍備増強を続けているように見える」と述べた。
関係筋によると、先進7カ国(G7)首脳は、ウクライナ情勢を巡りオンライン会議を近く開く方向で検討に入った。24日を軸に調整を進めている。