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2022.02.16 00:09

「灰色」のヒロインに視線集中 ワリエワ、ジャンプミスで涙も

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 女子SPの演技を終えたカミラ・ワリエワ=北京(共同)

 【北京共同】北京冬季五輪フィギュアスケート女子でドーピング問題が発覚したロシア・オリンピック委員会(ROC)のカミラ・ワリエワ(15)が出場容認の裁定から一夜明けた15日、大本命の個人種目のショートプログラム(SP)で首位発進した。ジャンプで珍しくミスが出た演技後は涙ぐむ姿も。調査は継続中で疑いは晴れず、3位以内の場合は表彰式を実施しない異例の事態。ロシアメディアに「乗り越えなければならない」と語る「灰色」のヒロインの一挙手一投足に、視線が集まった。


 観客からブーイングなどはなく、ROCの旗を掲げるチーム関係者らから歓声で迎えられた。注目の大技トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)の着氷が乱れて自己ベストに大きく届かず、点数が出ると首を振った。

(c)KYODONEWS

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