2022.02.15 07:14
NY株続落、171ドル安 ウクライナ情勢の緊迫化で
ニューヨーク・ウォール街の標識(AP=共同)
【ニューヨーク共同】週明け14日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続落し、前週末比171・89ドル安の3万4566・17ドルで取引を終えた。ウクライナ情勢の緊迫化を受け、売り注文が優勢となった。
米国務省がウクライナの首都キエフにある大使館の機能を西部に移転するとこの日発表し、投資家がリスク回避姿勢を強めた。セントルイス連邦準備銀行のブラード総裁が利上げペースを加速すべきだと改めて強調し、米連邦準備制度理事会(FRB)が金融引き締めを急ぐとの懸念が強まったことも相場を押し下げた。