2022.02.14 16:49
五輪製品で人権団体がIOC批判 ウイグル強制労働の調査不十分と
国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(HRW)は14日、北京冬季五輪で使用されたユニホームなどの製品が、中国新疆ウイグル自治区で強制労働により生産された綿を使っていなかったかどうか、国際オリンピック委員会(IOC)は適切に調査することを怠ったと批判する声明を発表した。
HRWは、他の人権団体との連名による声明で、五輪関連製品がウイグル自治区の強制労働と人権侵害に関連していないことを、IOCは信頼できる形で保証できなかったと指摘した。
米議会の委員会も1月、五輪関連製品について強制労働に関連している可能性を否定できないとの見解を示していた。