2022.02.14 10:14
東京原油、14年秋以来の高値 ウクライナ緊迫で急上昇
連休明け14日午前の東京商品取引所で中東産原油の先物価格が急上昇した。ウクライナ情勢の緊迫化が要因で、指標価格は一時1キロリットル当たり6万2890円を付け、2014年10月以来約7年4カ月ぶりの高値となった。
先物高は石油関連業者や機関投資家などがこの先も世界的に原油が値上がりすると予想したため。国内のレギュラーガソリンや灯油など石油製品価格の上昇が続く可能性が高まった。
ロシアがウクライナに侵攻した場合、米国や欧州連合(EU)の経済制裁を受けて天然ガス輸出が激減すると予想されている。原油輸出も減るとの見方もある。