2022.02.12 16:28
豪NZ、コロナ水際対策を転換 厳格規制から共生へ
4日、ニュージーランド・オークランドで、新型コロナウイルスのワクチン追加接種を促すアーダン首相(ゲッティ=共同)
【シドニー共同】世界で新型コロナウイルス対策の入国規制を緩和する動きが広がる中、「鎖国」とも称される厳格な水際対策で一時は感染者ゼロを目指したオーストラリアとニュージーランドが今月、相次いで緩和方針を発表、コロナとの共生にかじを切った。オーストラリアはワクチン接種を条件に21日から全ての国からの入国を許可。ニュージーランドも国境再開の行程表を示し、10月までに正常化したい考えだ。
ニュージーランドは2020年3月から入国を全面禁止。国民の帰国も特例による許可が必要だ。申請がなかなか通らないことから「宝くじシステム」ともやゆされた。