2022.02.11 19:21
将棋王将戦、藤井が五冠への戦い 1日目、奪取にあと1勝
第71期王将戦7番勝負第4局の第1日を終え、一礼する渡辺明王将(左)と藤井聡太四冠=11日午後、東京都立川市(代表撮影)
将棋の藤井聡太四冠=竜王・王位・叡王・棋聖=(19)が渡辺明王将(37)に挑む第71期王将戦7番勝負の第4局は11日、東京都立川市で指され、同日夕、後手の藤井四冠が72手目を封じて1日目を終えた。藤井四冠は王将奪取にあと1勝としており、第4局に勝てば最年少五冠となる。
藤井四冠は鋭い終盤力を発揮し、開幕から3連勝した。4連覇を目指す渡辺王将は1敗もできない状況。本局の行方に注目が集まっている。
藤井四冠は昨年11月、竜王を奪取して最年少で4タイトルを保持した。
王将戦7番勝負は2日制で、持ち時間各8時間。12日朝に再開して同日夜に終局の見込み。