2022.02.10 17:25
青森の乳穂ケ滝が完全結氷 高さ33m、光で幻想的に
ライトアップされた青森県西目屋村の乳穂ケ滝=8日
青森県西目屋村の乳穂ケ滝(高さ約33メートル)が上部から滝つぼまで完全に凍り、1本の氷の柱になった。毎日夕方からライトアップされ、幻想的な姿が見物客を魅了している。
滝は冬になると上部から徐々に凍り、大きなつららになる。西目屋村の目屋観光協会が7日、つららが滝つぼまでつながる「完全結氷」を4年ぶりに確認した。今年は朝晩の気温が氷点下に冷え込む日が続き、一度もつららが崩れず、真っすぐな氷柱ができた。
滝は裏側から眺めることもできる。協会の担当者は「これまでにないほど形が良く美しい。いろいろな角度から楽しんでほしい」と話している。