2022.02.09 10:13
兄が「落ちた」で母が異変気付く 沖縄・名護の女児転落死
沖縄県名護市
沖縄県名護市の市営住宅で女児(3)が6階のベランダから転落死し、10代の兄が殺人容疑で逮捕された事件で、自宅にいた母親が転落の瞬間に気付かず、兄が発したとみられる「落ちた」との声で異変を知ったことが9日、県警への取材で分かった。ベランダに向かい、転落し倒れている女児を見つけたという。関係者によると、兄は高校生。
捜査関係者によると、当時ベランダにいたのは兄と女児の2人だけだった。兄は女児を投げ落としたことをほのめかしており、県警は、ベランダで2人きりになった経緯や、転落させた動機について詳しく調べる。