2022.02.08 18:54
ロシア、緊張緩和へ歩み寄りか マクロン氏「約束取り付けた」
7日、モスクワで会談するロシアのプーチン大統領(左)とフランスのマクロン大統領(AP=共同)
【モスクワ、パリ共同】フランスのマクロン大統領は8日、ウクライナ情勢を巡り、ロシアのプーチン大統領から「これ以上緊張を高めない」との約束を7日の首脳会談で取り付けたと述べ、外交による問題解決へ一定の歩み寄りがあったとの認識を示した。フランスのメディアが伝えた。
ただプーチン氏は会談後の記者会見で北大西洋条約機構(NATO)の不拡大を求める強硬姿勢を維持。対話継続には同意しており、今後の協議で緊張を緩和させられるかが焦点となる。マクロン氏は8日、ウクライナの首都キエフでゼレンスキー大統領と会談した。マクロン氏はこの会談後、プーチン氏と再び電話協議する予定。