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2022.02.08 15:24

スノボ竹内「経験、次世代に」 活動拠点の北海道で選手育成

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 後進育成に取り組むスノーボード女子パラレル大回転の竹内智香(左から2人目)=北海道東川町(&tomoka提供)

 8日のスノーボード女子パラレル大回転で6大会連続の出場となった北海道旭川市出身の竹内智香(38)が活動拠点の一つ、東川町で選手育成や町民の健康づくりに取り組んでいる。「経験を次世代につなげたい」。自身が多くの人に支えられたことへの感謝を胸に、活動を続けている。


 2014年ソチ大会で銀メダルに輝いたが、5位で表彰台を逃した前回平昌大会後、約2年半競技から離れた竹内。マネジャーによると、競技生活を振り返る中で「アスリートとして子どもたちに夢を与えるだけではなく、夢を現実的に追える環境を少しでもつくらないと無責任だ」と考え、19年10月に可能な限り低価格で最高の練習を提供するため、競技仲間たちと団体「&tomoka」を設立した。


 活動は町の協力でふるさと納税を通じて資金を集め、選手育成を始めた。国内外の大会で入賞経験を持つコーチを招き、会員数は22年1月時点で7歳から35歳までの25人。竹内も指導やトレーニングを一緒に行う。


 会員らは国内外の大会で入賞し、結果が出始めている。初心者の小中学生向けに、無料や低価格の体験イベントも実施している。

(c)KYODONEWS

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