2022.02.08 14:13
街角景気、5カ月ぶりに悪化 過去2番目の下落幅に
内閣府が8日発表した1月の景気ウオッチャー調査は、街角の景気実感を示す現状判断指数(季節調整値)が前月比19・6ポイント下落の37・9となり、5カ月ぶりに悪化した。下落幅は比較可能な2002年1月以降、11年3月(25・2ポイント下落)に次ぐ過去2番目の大きさだった。
新型コロナウイルスの感染急拡大でまん延防止等重点措置が多くの地域で適用され、景気への懸念が広がった。内閣府は調査結果について「持ち直しに弱さがみられる」とし、前月の「持ち直している」から判断を下方修正した。
項目別では家計、企業、雇用の全てで指数が低下した。地域別では全12地域で下がった。