2022.02.08 14:01
世界の7人に6人「不安」感じる 国連報告、社会格差が拡大
【ニューヨーク共同】国連開発計画(UNDP)は8日、世界の7人に6人以上が不安を感じながら生活しているとの報告書を発表した。経済成長だけを追い求めてきた結果、社会格差が拡大し、地球環境への負荷も高まっていることが背景にあるとして、人間や環境に配慮した持続可能な開発モデルが必要だと訴えた。
高所得国であっても10年前より不安を感じる傾向が強まっていると分析。今後の社会発展では気候変動が大きなリスクになり、気温の上昇が原因で死亡する人々は今世紀末までに世界で約4千万人に達する可能性があると予測した。