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2022.02.06 15:33

田中月乃さん、母の関西弁に感涙 快挙に「ようやったなあ」

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 ローザンヌ国際バレエコンクールで2位となり、吉田洋子さん(手前)と抱き合う田中月乃さん=5日、スイス・モントルー(共同)

 【モントルー共同】「ようやったなあ。頑張ったなあ」。ローザンヌ国際バレエコンクールで5日、2位入賞の快挙を成し遂げた田中月乃さん(17)。地元の大阪府東大阪市からスイスへ応援に駆け付けた母の奈津代さん(51)は、表彰式後に娘を関西弁でねぎらい、2人は抱き合って感涙にむせんだ。


 7歳から師事したバレエ教師、吉田洋子さん(55)のお手製の衣装で本番に臨んだ田中さん。身長156センチと、最終選考進出の20人の中で最も小柄だが、エネルギーあふれる演舞の存在感は群を抜いた。「踊ることが楽しい」という気持ちがそのまま伝わる満面の笑みと相まって、会場の雰囲気も華やかなものに。


 4日の本選では転倒したが、笑顔で立ち上がり、ミスを引きずらずに踊り切った。「よくこけるんですけど、最後まで心が折れない子」と、現地で見守った吉田さん。


 審査員のキャスリーン・マクナーニーさんも「転倒後の巻き返しもプロのように見事だった。日増しに成長していって、今日は完全に体を使いこなしていた」と絶賛し、田中さんには「特別な才能がある」と言い、今後の活躍に期待した。

(c)KYODONEWS

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