2022.02.04 18:41
東京原油、終値6万円超え 7年ぶり、生活に影響懸念
4日の東京商品取引所で中東産原油の先物指標価格が大幅上昇し、株価の終値に相当する清算値は1キロリットル当たり6万670円だった。2014年10月以来、約7年4カ月ぶりの高値となる。今も高値圏にあるガソリンや灯油といった、生活に身近な燃料価格のさらなる上昇につながる可能性がある。
4日夕からの夜間取引では一時6万1千円を上回った。
石油輸出国機構(OPEC)と非加盟の産油国でつくる「OPECプラス」が2日に原油の追加増産を見送り、需給が逼迫するとの思惑から買い注文が膨らんだ。ウクライナ情勢の緊迫化も買い材料視された。