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2022.02.04 18:26

「富岳」で小林陵侑を解析 ジャンプ後半、揚力が増加

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 「富岳」を使い解析した、ジャンプ後半時における小林陵侑選手(左)と他の選手の気流の違いを示した図(北翔大、神戸大、理化学研究所提供)

 理化学研究所や北翔大のチームは4日、スーパーコンピューター「富岳」を使い、北京冬季五輪ノルディックスキー・ジャンプ男子で金メダルが期待される小林陵侑(25)のジャンプを解析した結果を発表した。ジャンプ後半、体を持ち上げる向きに働く揚力が増加し、長い飛距離につながっていた。


 解析では「モーションキャプチャー」と呼ばれる手法を活用。計測装置を装着した小林陵に実際にジャンプしてもらい、動きを測定した。


 通常はジャンプ後半に揚力が減少して失速するが、小林陵は背中側の気流の乱れが少なく、後半になっても空気抵抗を抑えることができ、揚力の増加につながったと結論付けた。

(c)KYODONEWS

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