2022.02.04 17:23
東京、感染と医療体制踏まえ検討 重点措置延長で小池都知事
定例記者会見に臨んだ東京都の小池百合子知事=4日午後、都庁(東京都提供)
東京都の小池百合子知事は4日の定例記者会見で、13日に期限を迎える新型コロナウイルス対策の「まん延防止等重点措置」の延長を政府に要請するかどうかに関し「今後の感染や医療提供体制の状況、専門家の意見を踏まえ考える」と述べた。
都は緊急事態宣言の要請については「オミクロン株の特性を踏まえた重症病床の使用率か、酸素投与が必要な入院患者の割合が30~40%」かつ「7日間平均の新規感染者数が2万4千人」となった段階で判断するとの新基準を公表した。
小池氏は、まん延防止措置の延長を巡っても「注目すべき項目は同じ」とし、医療提供体制の逼迫度などを考慮する意向を示した。