2022.02.04 12:56
厚労相「慎重な検討必要」 6カ月未満での3回目接種
新型コロナウイルスワクチンの3回目接種で、2回目からの間隔を薬事承認された6カ月よりも前倒しすることについて、後藤茂之厚生労働相は4日の閣議後の記者会見で「慎重な検討が必要だ」と述べた。自民党のワクチンに関するプロジェクトチームが3日に、6カ月未満での接種を検討するよう政府に求める提言をまとめていた。
国内の3回目接種では米ファイザー製と米モデルナ製が使われているが、臨床試験(治験)のデータに基づき「2回目から少なくとも6カ月経過後」として承認されている。後藤氏はこれを踏まえ「6カ月より短い接種は十分な治験がされていない」と指摘した。