2022.02.03 23:39
最優先はインフレ抑制 FRB副議長候補ら強調
米連邦準備制度理事会(FRB)副議長候補のラスキン氏=2014年10月(ロイター=共同)
【ワシントン共同】米連邦準備制度理事会(FRB)の金融規制担当の副議長候補であるサラ・ラスキン元FRB理事は3日、米上院の銀行住宅都市委員会が開いた公聴会に出席し「インフレを抑制することが景気回復を継続する中での最優先事項だ」と証言した。
理事候補でともに黒人であるミシガン州立大のリサ・クック教授と、デービッドソン大のフィリップ・ジェファーソン教授も、物価高の是正に向けた取り組みを誓った。
上院委は15日にも、バイデン大統領から再任指名されたパウエル議長やブレイナード理事の副議長昇格を含めた5人の承認に向けた採決を行う見通し。