2022.02.03 19:34
大樹生命、コロナ保険の販売停止 感染者急増、商品維持困難に
大樹生命保険(旧三井生命)は3日、新型コロナを含む各種感染症で入院すると10万円の一時金が受け取れる保険商品「おまもリーフ」の新規販売を4日から停止すると発表した。オミクロン株感染急増で想定を上回る支払いが見込まれ、商品維持が困難と判断。既存の契約者への保証は続ける。
商品は昨年12月に発売。月額300円台の保険料で一時金が受け取れる仕組みで、これまでに約5万7千人が契約。販売再開の見通しは立っていないという。
最近の感染再拡大に伴い、第一生命保険の子会社、第一スマート少額短期保険は2月以降、同様の商品の保険料を3カ月で3840円と過去最高額に引き上げ。