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2022.02.03 00:06

映画監督の恩地日出夫さん死去 TVドラマ「傷だらけの天使」も

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 恩地日出夫さん

 青春映画で一時代を築き、「傷だらけの天使」などテレビドラマの演出も手掛けた映画監督の恩地日出夫さんが1月20日、肺がんのため横浜市の病院で死去した。88歳。葬儀・告別式は近親者で行った。


 1955年に助監督として東宝に入社し、61年に「若い狼」で監督デビュー。以後「あこがれ」「伊豆の踊子」「めぐりあい」などで、東宝青春映画を代表する監督となった。


 70年代を中心にテレビドラマでも活躍した。熱狂的ファンを生んだ「傷だらけの天使」や、「人間の証明」「飢餓海峡」を演出。「戦後最大の誘拐 吉展ちゃん事件」で芸術祭賞優秀賞などを受賞した。


 2005年旭日小綬章。

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