阪神ドラ１森木、卒業式は｢さみしい｣...高知高の｢世界の鐘｣に飛躍誓う

2022.02.02 08:32

阪神ドラ１森木、卒業式は｢さみしい｣...高知高の｢世界の鐘｣に飛躍誓う

高知新聞社

母校のシンボル「世界の鐘」の前で浜口監督に活躍を誓った森木（高知市北端町の高知高）

　阪神ドラフト１位の森木大智が１日、思い出が詰まった高知高を卒業した。「今はさみしい気持ちが大きい。それぞれのステージに進むみんなに負けないよう、自分が先頭を切って努力する姿を見せたい」と大きな一歩を踏み出した。

　野球はもちろん、勉強も学校生活も「ベストを尽くしてきた」と振り返り、「成長と学びの多い３年間だった」。前日の送別試合でも「関わってくれた方々への感謝を胸に、プロの世界で結果を出したい」と意気込んでいた。

　中高と見守ってくれた野球部の浜口佳久監督に対して「監督のおかげで今の自分がある。人生を変えてくれた存在です」と感謝を口にした。浜口監督が「『世界の鐘』がシンボルの学校を卒業した。世界に向かって活躍し、世界に名前をとどろかせてほしい。頑張れよ」と背中を押すと、照れ笑いを浮かべて「うっす」と応えた。

　安芸球場で始まった２軍キャンプに２日から参加する。「まずは『１軍で１勝』の目標を達成したい」と誓った。（平野愛弓）

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