2022.02.01 07:19
仏ロ首脳が再び電話会談 ウクライナ情勢協議
フランスのマクロン大統領(ロイター=共同)、ロシアのプーチン大統領
【モスクワ、パリ共同】ロシアのプーチン大統領とフランスのマクロン大統領は1月31日に電話会談し、ロシア軍部隊の集結で緊張するウクライナ情勢や、ロシアが求める北大西洋条約機構(NATO)不拡大確約の問題を協議した。ロシア、フランスの大統領府がそれぞれ発表した。両者は28日にも電話会談している。
フランスはドイツなどと共に、親ロシア武装勢力が実効支配するウクライナ東部ドンバス地域の紛争解決を目指す「ミンスク合意」履行を話し合う4カ国協議の枠組みの一角を占める。
両首脳は4カ国協議の進展を歓迎し、ミンスク合意の履行へ対話を続ける意思を確認したという。