2022.01.30 18:49
「JR東海は現場と情報共有を」 岐阜リニア事故専門家会議
岐阜県中津川市のリニア中央新幹線トンネル工事現場で起きた事故を検証する県の専門家会議が30日開かれ、委員からは「JR東海は、工事の現場ともっと情報共有をするべきだ」との声が上がった。県は、会議や沿線自治体の意見などを取りまとめ、公表する方針。
事故を巡っては、現場の判断で一部計画と異なる工事が行われ、それをJR側が把握したのは事故後だったことが判明している。県によると会議では「施工条件を変える場合は、JR東海も参加し検討する体制を取るべきだ」との指摘があった。
会議は非公開。オンライン形式で、トンネル工学が専門の大学教授らが参加した。