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2022.01.11 20:35

斎宮の正殿、南北面にひさし 格式高い構造、三重

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 国史跡「斎宮跡」の発掘調査現場。正殿の南北両面にひさしが付いていたとみられている=三重県明和町

 天皇の代理として伊勢神宮に仕えた皇族女性「斎王」が過ごしたとされる国史跡「斎宮跡」(三重県明和町)の発掘調査で、「正殿」と呼ばれる建物の南北両面にひさしを支えるための柱の跡が見つかり、格式の高い構造だったとみられると、斎宮歴史博物館が11日、発表した。


 斎宮跡でひさしが付いている建物は正殿のみ。博物館は「他の建物とは構造が異なっており、斎王などの身分が高い人が儀式などのために使っていた可能性が高い」としている。


 博物館は昨年9月から、斎宮の中心部周辺を調査。7世紀後半から8世紀初めの飛鳥時代終盤に建てられたとみられる塀や建物の柱の跡などが見つかった。

(c)KYODONEWS

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