2022.01.07 05:57
サルが魚食、写真公開 上高地、信大など研究班
長野県松本市の上高地で撮影された、魚を食べるニホンザル=2019年1月(後藤昌美さん提供)
長野県松本市の上高地で、ニホンザルが魚類を食べて越冬することを発見した信州大などの研究チームは7日までに、魚を食べる様子を捉えた写真を公開した。
写真は2019年1月に上高地を訪れた北海道東神楽町の写真家後藤昌美さん(66)と、知人で埼玉県羽生市の会社員鈴木裕子さん(55)が撮影した。
研究チームは17年から19年の冬にニホンザルのふんを採取。DNA解析でサケ科魚類などを日常的に食べていることを突き止め、21年11月に発表した。だが捕食の様子は撮影できておらず、報道で研究を知った後藤さんらが写真を提供した。