2022.01.06 08:40
高知空港に高台整備検討 業務車両倉庫を移転、南海地震対策で全国初
海に近い高知龍馬空港。南海トラフ地震の津波で浸水が想定されている(南国市久枝乙=佐藤邦昭撮影)
高知龍馬空港(南国市)に国が高台を整備し、業務用の車両庫を構えるよう検討している。南海トラフ地震の際に津波による車両流失を防ぎ、空港機能の早期復旧につなげる狙い。津波被害が想定される空港は全国6カ所にあるが、車両用の高台整備案は高知が初という。
国土交通省高知空港事務所によると、同空港(敷地面積1・4平方キロ)は海岸から約300メートルの場所にあり、南海トラフ地震の津波で、最大5~10メートルの浸水が想定されている。
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