2022.01.05 10:15
東京円、116円台前半 5年ぶり円安水準続く
5日午前の東京外国為替市場の円相場は1ドル=116円台前半で取引された。前日の海外市場で5年ぶりの円安ドル高水準となった流れを引き継ぎ、円が売られやすい状況が続いた。
午前10時現在は前日比46銭円安ドル高の1ドル=116円19~22銭。ユーロは36銭円安ユーロ高の1ユーロ=131円02~10銭。
米国の金融緩和が早期に正常化されるとの見方から前日の米長期金利が上昇し、日米金利差の拡大を意識した円売りドル買いが先行。米国株が値上がりしたことも投資家心理を和らげ、比較的安全な通貨とされる円を売ってドルを買う動きを後押しした。