2022.01.03 08:38
福袋目当てに行列 新年の初売りにぎわう 高知市
人でごった返す店内で、福袋を選ぶ買い物客(高知市の高知大丸=山下正晃撮影)
2日が初売りの高知大丸(帯屋町1丁目)には午前7時半ごろから並ぶ人が現れ、同9時半の開店直前には約500人が列をつくった。開店と同時に、女性客らが目当ての品に向けて各売り場にダッシュし、店側が準備した4200個の福袋も飛ぶように売れた。
帰省中という都内の女性会社員(27)は、約2万円の化粧品の福袋をゲットし、「前評判を調べて絶対買おうって決めていた。今から開けるのが楽しみ」。高知市の70代男性は夫婦で来店し、「紳士服とお肉を買いました。孫にすき焼きを振る舞いたい」と買い物を楽しんでいた。
店によると、感染が落ち着いた昨年秋ごろから来店者数は回復傾向といい、担当者は「今日の目標も達成できそう」と笑顔だった。
元日が初売りだったイオンモール高知(秦南町1丁目)も開店前に行列ができ、店によると、元日は約5万5千人が訪れたという。(福井里実)