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2021.12.29 08:28

高知市にホームレス宿泊所、支援団体が来月開設へ「生活再建拠点に」

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家電を運び入れるなど開設準備が進む「ステップハウス」(高知市内)

家電を運び入れるなど開設準備が進む「ステップハウス」(高知市内)

 ホームレス支援に取り組むボランティア団体「こうちネットホップ」(代表=田中きよむ高知県立大学教授)が来年1月、ホームレスを一時保護する宿泊施設「ステップハウス」を高知市内に開設する。「疲れた体と心を休めて、生活再建する拠点に」と準備を進めている。

 ネットホップは田中教授や同市議、医療関係者らが2010年に結成。月に一度は同市の繁華街を夜回りしてホームレスへの食料支援や血圧測定などを行い、必要に応じて医療機関や生活保護につないでいる。市内には現在、路上生活者が12人おり、中には家族のドメスティックバイオレンス(DV)から逃れてきた女性もいるという。

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