気候非常宣言７大学のみ　研究、教育で「率先を」

2021.12.28 15:15

気候非常宣言７大学のみ　研究、教育で「率先を」

高知新聞社

　国内の大学で地球温暖化対策の姿勢や目標を示す「気候非常事態宣言」を出したのは五つの学校法人の７大学にとどまることが２８日、民間団体「気候非常事態ネットワーク（ＣＥＮ）」のまとめで分かった。自治体レベルでは既に１００超が宣言し、大学の取り組みの遅れが目立つ。ＣＥＮは「将来のリーダーを育て、社会の手本となる大学は率先して宣言すべきだ」と指摘する。

　７大学は、２０１９年１０月に国内の大学として初めて宣言した千葉商科大と、聖心女子大、創価大、創価女子短期大、東京都立大、東京都立産業技術大学院大、関西大。

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