2021.12.28 09:48
オミクロン警戒、仕事納め 「日常戻って」新年に願い
仕事納めを迎えた28日朝、マスク姿で職場に向かう人たち=東京・霞が関
官公庁や多くの企業が28日、仕事納めを迎えた。2021年は新型コロナウイルスの猛威が続き、医療崩壊が現実に。それでも東京五輪・パラリンピックを1年遅れで開催。経済活動も再開の動きが進む。「少しずつ日常が戻ってくれれば」。新年に向け、各職場から期待の声が上がった。
今年もコロナ対応に明け暮れた厚生労働省。新変異株「オミクロン株」の拡大が懸念され、年末年始も担当部署の職員はシフト制で出勤する。水際対策を担う幹部は「ウイルスに休みはない」と強調。別の幹部は「年内の収束を期待したが、そうもいかなかった。来年こそは」と力を込める。