2021.12.27 21:22
囲碁、上野が女性初の最多勝 12歳仲邑は3位、日本棋院
上野愛咲美女流棋聖、仲邑菫二段
囲碁の日本棋院は27日、2021年の公式戦が終了し、上野愛咲美女流棋聖(20)が54勝で最多勝になったと発表した。同棋院が成績優秀者の表彰を始めた1967年以降、女性初。中学生棋士の仲邑菫二段(12)も43勝を挙げ、3位に入った。
囲碁の公式戦には女性棋戦や若手棋戦など、出場制限のある棋戦も含まれ、棋士によって出場する棋戦数は異なる。
上野女流棋聖は今年、女流棋聖に復位し、男女混合の若手棋戦、広島アルミ杯・若鯉戦も優勝。勝ち数を54勝(25敗)まで伸ばした。79局は最多対局数で、同じく女性初。女性棋戦を除いての成績は35勝15敗。