ＤＭＶ、室戸岬を走る！阿佐東線から初の乗り入れ　高知県室戸市住民ら歓迎

2021.12.27 08:35

ＤＭＶ、室戸岬を走る！阿佐東線から初の乗り入れ　高知県室戸市住民ら歓迎

高知新聞社

室戸岬付近を走るＤＭＶ。阿佐東線から直通して、四国東南端までやって来た（室戸市室戸岬町＝山下正晃撮影）

室戸便の初便を乗り通し、終点の海の駅とろむに降り立つＤＭＶの乗客（室戸市室戸岬町）

　鉄路から四国東南端へ一直線―。世界初の営業運行が始まった阿佐海岸鉄道のＤＭＶ（デュアル・モード・ビークル）が２６日、初めて室戸市に乗り入れた。終点の海の駅とろむでは２００人以上の住民らが歓迎。鉄道区間から乗り通してきた乗客を出迎えた。

　線路と道路の両方を走るＤＭＶは通常、阿波海南文化村（徳島県海陽町）から阿佐東線（阿波海南―甲浦）の各駅、海の駅東洋町を経て、道の駅宍喰温泉までの約１５キロで運行。土日祝日は１往復のみ、海の駅東洋町から南下し、海の駅とろむまでの約５０キロを走る。
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