2021.12.27 08:37
正月準備もいつもの笑顔「良いお年を」高知市の日曜市、今年の売り納め 新年9日から
正月飾りを買い求める客(高知市帯屋町2丁目=反田浩昭撮影)
店先にはゴボウや白菜、干し柿などもずらりと並び、「いつもありがとう」「来年もよろしく」。年の瀬らしい感謝の言葉と、笑顔があふれた。
高知市小津町の中沢陽子さん(47)は、なじみの店でたくあんの古漬けをどさっと購入。古里の愛知県に住む両親に送るそうで、「父親が『ここのじゃないと』って。実家にはコロナ禍前に帰ったきり。来年は会えるといいんですけど」。
一緒に来た娘の和咲(かずさ)さん(7)が店のおじさんに「良いお年を!」とあいさつすると、「元気が出るねえ。良いお年を」。おじさんもにっこり。
しめ縄飾りを売る同市朝倉丙の池沢景子さん(44)は「長年のリピーターに支えられてコロナ禍でもやってこられた。来年も無理せず、長く続けられるよう健康第一で頑張ります」と話していた。
新年の日曜市は1月9日から。(大野泰士)