2021.12.24 19:13
大雪の恐れ、警報級も 数年に一度の強い寒気
28日ごろにかけての大雪の恐れに関し、警戒を呼び掛ける気象庁(左)と国交省の担当者=24日午後、気象庁
日本付近は今季一番の寒気が上空に流入し、28日ごろにかけて強い冬型の気圧配置になる。気象庁は24日、北日本から西日本では、日本海側を中心に荒れた天気や大雪となる恐れがあるとして、猛吹雪や吹きだまりによる交通障害、強風、高波に警戒を呼び掛けた。
気象庁によると、押し寄せる寒気は数年に一度クラスの強さとみられ、警報級の大雪となる地域がある。冬型の気圧配置が予想より強くなる場合は、暴風雪の範囲も広がる恐れがあり、太平洋側でも山地を中心に大雪、平地でも雪が積もる地域がありそうだ。
同庁などは同日、緊急発表を行い、大雪の際には不要不急の外出を控えるよう求めた。