2021.12.23 16:00
ネット投稿者の情報開示命じる 旭川地裁、中2死亡で
北海道旭川市で3月、中学2年の広瀬爽彩さん(14)が凍死体で見つかり、背景にいじめがあったとされる問題で、母親がインターネットで虚偽の事実を書き込まれ中傷を受けたとして、プロバイダー(接続業者)のソフトバンク(東京)に投稿者の情報開示を求めた訴訟の判決で、旭川地裁(バヒスバラン薫裁判官)は23日、氏名や住所などの開示を命じた。
訴状などによると、4月下旬、ソフトバンクのインターネット接続サービスを経由して、ツイッターで「家庭環境に問題がある」といった2件の書き込みが匿名の同一の投稿者からあり、名誉が傷つけられたと主張していた。