無人の車をシステム操作、実現へ　自動運転技術、２２年度目標

2021.12.23 10:29

無人の車をシステム操作、実現へ　自動運転技術、２２年度目標

高知新聞社

　自動運転などを巡る道交法改正案のポイント

　特定の条件下で無人の車をシステムが操作する「レベル４」相当の自動運転移動サービス事業者らを、都道府県公安委員会が審査し、許可制とする方向で警察庁が検討していることが２３日、分かった。廃線跡など限定地域での実施を想定し、政府は２２年度のレベル４のサービス実現を目標に掲げている。同庁は、これらを踏まえた道交法改正案について、来春の通常国会での提出を目指す。

　新たな電動乗り物も検討し、電動キックボードに乗れるのは１６歳以上とし、運転免許は不要とする。自転車利用者は、ヘルメット着用による死亡率低下に着目し、年齢を問わず着用を努力義務とすることも盛り込む方針。

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