2021.12.20 11:33
北朝鮮工作船資料をデジタル展示 事件20年に合わせ開設
海上保安資料館横浜館に展示されている北朝鮮の工作船(海上保安協会提供)
鹿児島県・奄美大島沖で起きた北朝鮮工作船の銃撃・沈没事件から22日で20年になるのに合わせ、海上保安協会は20日、関連資料などをデジタル映像で展示するオンラインミュージアムを開設すると発表した。22日から公開。
協会によると、海上保安資料館横浜館に展示されている工作船や搭載されていた武器の写真が閲覧できるほか、事件時の海上保安庁の対応状況などをまとめた動画を見ることができる。
事件は2001年12月22日に発生。海保の巡視船が奄美大島沖の東シナ海で不審船を発見し、停船を命じたが逃走したため、銃撃戦となった。不審船は自爆して沈没した。