高知県内に厳しい寒波襲来　氷の〝妖精〟滝つぼに　高知市「樽の滝」

2021.12.19 08:33

高知県内に厳しい寒波襲来　氷の〝妖精〟滝つぼに　高知市「樽の滝」

高知新聞社

滝つぼににょきにょきとつららが伸びた（高知市鏡今井）

　高知県内は１８日朝、この冬一番の寒気が上空に流れ込んだ影響で、厳しい寒さとなった。１６観測地点のうち９地点で今季の最低気温を記録した。

　１７日夜に初雪を観測した高知市。深夜から早朝にかけて冷え込みはさらに強まり、１８日午前７時前には今季最低の０・６度を観測した。

　同市鏡今井の「樽の滝」の周囲には、長さ２０～５０センチほどのつららがにょきにょき。人をかたどったような、つららの〝妖精〟も見られた。

　この朝、県内では吾川郡いの町本川で最低気温が氷点下２・５度となるなど、５地点がマイナス。南国市後免では前日から４・３度低い氷点下０・４度だった。

　高知地方気象台によると、この寒さは２０日まで続き、寒気が抜ける２１日以降は暖かな晴れの日が続きそうだという。（山下正晃）

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