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2021.12.15 16:46

文書改ざん、国が賠償責任認める 財務局元職員妻「負けた気持ち」

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 大阪市内で記者会見する赤木雅子さん=15日午後

 森友学園問題に関する財務省の決裁文書改ざんを苦に自殺した財務省近畿財務局の元職員赤木俊夫さん=当時(54)=の妻雅子さん(50)が、国と同省理財局長だった佐川宣寿元国税庁長官に損害賠償を求めた訴訟の進行協議(非公開)が15日、大阪地裁であり、国が約1億円の賠償請求を受け入れる書面を提出した。国との訴訟は終結し、今後は佐川氏のみを被告として続く見通し。


 雅子さんの代理人弁護士によると、国に賠償を求める訴訟で、訴えがそのまま認められるのは極めて異例。国からの事前の通告はなかった。真相解明を求めていた雅子さんは大阪市内での会見で「負けたような気持ち」と話した。

(c)KYODONEWS

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